| *地震* | |
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今季から同じチームの新守護神の国。 俺が見たものは若林が肖に後ろから羽交い絞めにされレヴィンに体を撫で回されている姿だった。 当然許せるわけはなく肖は蹴り飛ばしレヴィンは殴り飛ばし若林を奪い腕に抱きこむ。
「痛〜。シュナイダー、何するんだ!」 「そうだよ。」 「それはこっちのせりふだ!何をしていた!!」 「何って若林の感度をチェック。」 「…そうか…。」
叩きのめす!
「ち、違うって。いや、違わないけど…そういう意味じゃなくって…!」 レヴィンが慌てているけどそんなことはどうでも良い。
殺す!!
「シュナイダー、苦しいんだけど…。」 抱きしめたままだった若林が場の空気を読まないのんびりとした口調で言ってくる。 「あ〜、腹減ったな。さっさと朝飯食おうぜ。」 「メシの後、どこか行こうぜ。若林ガイドよろしく。」 「え〜、オレこっち詳しくないけど…。」 「通訳いると良いね。」 「面倒だな。」
お前らさらっとオレを無視するんじゃない!
心の中で肖とレヴィンをぼこぼこにしながら話を聞いてようやく先ほどの二人の許しがたい暴挙の理由を知った。 昨晩地震が遭ったらしい。 その地震に驚いたチームメイト数人はロビーに飛び出したらしい。
<足元が揺れていたのにこの落ち着きぶり。さすがサムライの国!> <足元が揺れていたのにこの落ち着きぶり。日本人、恐るべし!> <足元が揺れていたのにこの落ち着きぶり。なんて鈍感な奴らだ!>
などなど逃げてきた奴らは話していたらしい。 そのやつらの中にレヴィンも入っていて今朝若林にその話をしたところ。
「地震?あったのか?気付かなかった。」
と鈍感な日本人の代表として感度チェックになったらしい。
「オレも気付かなかった。何時ごろだ?」 「十時前だね。くつろいでいたところに急に揺れるからびっくりして…。」 「十時…。」
真っ最中の時だ。 明日、つまり今日はオフだから夕食後部屋に戻ってからすぐに始めてしまった。 若林を見れば複雑な顔をしている。
「まあ良いじゃないか。さっきので若林が感じやすいの分かったんだし。」 その通り、若林の感度はバッチリだ。 「それよりどこに行く?」 「適当に何処か行け。若林はオレとだ。」 「一緒に行けば…。」 「感じやすい源三はオレとだ。昨日も一緒にイッただろう?」 「お、お前!こんなとこで!!」 「それ…って。」 「…気が付かないはずだ…。」
地震大国、日本。 観光は次回の来日時になりそうだ。
…END…
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お礼コメンツ |
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| いのぽんさまから頂きました〜! もーもー未来のバイエルン組、大ッ好きなので嬉しかったですvv 肖とかレヴィンとか、シュナ源と絡んでくれると楽しくて楽しくて。 地震のない国の人って、やっぱり日本に来ると驚くのですね〜。震度3くらいならなかったことに、位の勢いですのに。 国民性って言うかなんというか。 可愛らしいお話、ありがとうございましたv |
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