■右!!■


「右だ!」

自信満々に行った俺に、シュナイダーはチッと舌打ちをする。

「正解だ。」

そうだろうそうだろう。

これでも方向感覚には自信があるんだ。

港から家までの道順くらいどってことないぜ!

悔しそうにしているシュナイダーに勝ち誇った笑みを向けると、
奴は腹立ちまぎれに俺の頬を思い切り引っ張った。

「いってぇな!何すんだよ!」

「…本当にひとりで平気なんだな?変な奴に絡まれても知らんぞ。」

「何見上さんみてーなこと言ってんだよ。大丈夫に決まってんだろー?
お前こそ気をつけろよ?」

「……。」

別れる間際まで、シュナイダーは不満そうな顔をしていたが、
結局はひとりで帰してくれた。

アイツ、時々変に過保護なんだよな〜。

最後にちょっとケチがついたが、ひとりで過ごすよりは断然楽しいクリスマスだったな。

あとで、シュナイダーに礼でも言ってやるか!

 

〜〜〜 Happy X'mas 〜〜〜

 

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