| モノポリー | |
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大佐はすごくやさしい目をする。
例えば街並を眺めているとき、飛ぶ鳥を見上げているとき、兄さんを見つめているとき…僕を見てくれているとき。 黒い瞳が一瞬眇められて、次に現われるのは凪いだ夜の海。 愛しくてたまらないと瞳で語る大佐がもてる理由が分かった気がした。
「大佐、」
「ん?何かな、アルフォンスくん。」
そして僕はその瞳と名前を呼ぶ声が欲しくて、今日も大佐に声をかける。 きっと兄さんも同じ理由。
大好きな人の、大好きな仕草。
たまには独り占めしたいなぁ。
END |
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| 作者コメンツ | |
| 独り占め。インフォシークフル活用。 アルの感情はあくまで母性に飢えているだけであって、大佐をどうこうしたいとかそう言う欲はなさそう。 それにしても短い。 |
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