02:あの日から浮かぶのはいつも決まって


 

 

――― らしくない。

 

たった一つのことに囚われて、何も出来ないでいる自分。

もう幾つ 溜め息の花を咲かせただろう。

 

 

ほら、中尉の視線が痛い。

  

 

彼女にはもう悟られてしまっているのだろうか。

  

これが、厄介な病の前兆だと。

  

 

…忘れられないものに出逢ってしまった。

あまりにも綺麗で、あまりにも汚れている。

自分と似ているようで、正反対のような。

  

 

 

あれは、何だったのだろう。

  

 

 

 

あの時、彼はそう言っていたけれど。

  

 

 

  

あの日から浮かぶのはいつも決まって、黄金に燃える両眼。

  

 

 

 

既に囚われている。

  

 

 

 

…馬鹿だ、私は。

  

 

 

END


01の続きと読んでも、独立して読んでもダイジョブかと。
告白を撤回しないエドに、困惑気味の大佐。
14も年下の子供に何を惑わされている、と言い聞かせてはいるものの…と言う感じ。
毎回説明ナシに読めないものでスミマセン…!
でも、これからもきっとこんなテンションで続くかと(汗)